2014年8月19日火曜日

第二回

第二回(2014年7月20日)

行ってみると既に炉のまわりに囲いがされ道具も揃えてありいつでも作業出来ます、状態。

もう一本切り出しを、もうちょっと作りたい形に近づけて作り、前回の分と併せて焼き入れをしましょうと、作業開始。それぞれ造りたい刃物の長さに軟鉄を切って、火で赤くして形作る。私は持ち手の最後を細くして伸ばし最後に丸めて穴を造るという計画を立て実行。なかなかうまく行った!と思って、最後の作業とコークスの中に入れている間にちょっとよそ見をしたら、ふかしてしまい、失敗!ぎゃ〜!と思っていたら、W師が助け船を出してくれて何とか完成。次回から絶対よそ見はしない!と誓ったのでした(忘れるな>自分)。一通りの作業が終わると熱いし、くたびれるしで、一休み。

その中で一連の作業を、途中で途切れさせずに終わるまでやりたいと、続けた仲間が一人。S氏がその人。軟鉄を形作りすぐにハガネを打って薄くし、軟鉄に鍛接。見事に完成!

午後、そろそろ焼き入れとなったが、自分で全部完成させたのはS氏一人。後に振り返って、軟鉄の整形から鋼の鍛接まで途中に休みを入れない方が良いのではないかと皆の結論がでました。それが正しいかどうかは次回の作業で分かるでしょう。


焼き入れ



さて焼き入れ。炉のコークスをすべて取り出し、炉をきれいにして新しく木炭を起こす。そして水を張った桶を炉の側に設置。

まずはデモンストレーション!鍛接された小刀に砥の粉を塗って乾かした物を炉に投入。赤くなるのを待ち、取り上げ、赤みがだんだん変化し柿渋のようないろになってきたところで水の中に入れて何度か水をくぐらせる。その後、再度火に刃物をあてて焼き鈍し。そして炉の脇で冷えるのを待った。次は自分で焼き入れする人、先生に任せる人とわかれ、私は次回に挑戦と言うことで今回は焼き入れをお願いした。

反省会

焼き入れが終わったら、刃を付けるため研ぎ出しを行うのだが、今日はこれで一応終了。バーベキューのコンロを囲んで今までの反省と今後の予定を立てましょう!と言っている内に、雨がぽつぽつ。それっと片付け。暑い一日だったので、多少ぬれても困らなかったが、どんどん雨が強
くなり雨宿りしながらのバーベキューは声が雨音に消されて、たいへんでした。


話し合いで反省点として出てきたのは、
★ 始めに長い軟鉄(1mぐらい)で作業して上手くできず、今回は短く切ったもので作業したが、作業方法が分かってみると、長いものを使って成形し、最後に切りタガネで切断した方が作業しやすいと思う。

★ 作業中に気を散らさない。軟鉄の成形から鋼の鍛接まで一気に行った方が失敗が少ないのではないかと思われる。ただ、それぞれの作業は体力が必要なので、誰でも出来る事かどうか、次回の課題。

★ はがねを打ち伸ばす作業が足りない。もう少し薄くなるまでのばさないと鍛接後の姿が美しくない。———あとで分かるが研ぎ出して刃物にするにも時間と手間が掛かることになる。

研ぎ


雨が止んでから研ぎの仕方をメンバーのうち3人がW師を囲んで教わった。研ぎだけで1週間は覚悟して下さい!との話。荒砥ではがねを平らに研ぎ、次に表の軟鉄と鋼を斜めに研いで刃にしていく作業が次の課題。軟鉄はともかくハガネは荒砥でも少しずつしか削れない。買った切り出しを思い出してみると斜めになっている表の刃を見てもハガネの厚さはそれほど厚くはない。これから成形しようという私の手作りナイフはほとんど斜めになっていない、グラインダーで多少斜めに削った状態でもハガネの厚さは見た目に1ミリ以上ある。


T氏が切り出しの裏側、はがねを平らに研ぎ出す作業を砥石にしがみついてしばらく頑張った。砥石に平行に刃物を乗せ、平行に研ぐという作業、意外に難しい。手の動きが円を描くようになり砥石の真ん中が減って、鋼も丸くなる。これは、「まっすぐ研げるようになるまで、ひたすら練習する以外ありません。」というW師の言葉で、2回目は終了。



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