第三回、一日目
(2014年9月20日)鍛造作業
頑張って鍛接するぞ!と思いつつ、いつもの作業場へ。天気は曇り。天気予報だと明日は雨なので、今日中に刃物は作ってしまいたい。W師がいつものように待っててくれました。残念ながらO氏夫妻は都合により不参加。従って参加者4人。早速炉の準備。まわりに囲いはもうほとんど出来上がっているのでまずは火の準備。これまでの経験で火の上にもボードをかけて光と風をふせぐようにしてある。曇天は、作業をしてみると、火の調子がよく見え非常に具合が良い。
焚き付けを燃して、コークスを入れ送風機を運転。黒いコークスがだんだんに赤く炎を上げ始める!
そこで軟鉄の棒を挿入。今日は私が一番乗り。自分じゃ撮れない写真! 誰かが撮ってくれたのでした。
新しく作る刃物の形をちゃんと考えて無くて、ともかく鍛接鍛接と思っていたので、まず作ったのは前回とほとんど同じ形。ただし刃の長さはこのまえのよりずっと長くと考えて整形。家で小さなハンマーで、空きペットボトルの蓋を叩く練習をしたのが、多少成果が出たらしく、ハンマーが狙った場所からはずれることは無くなり前回よりは、ハンマーで出来る凸凹も少なくなったような気がする。前回、柄の最後、しっぽの部分を丸めるのがうまくできずW師にお願いしたが今回は無事に完了。ついでにハガネも叩いて整形。前回に懲りて薄くしすぎない、熱いときだけ、赤いときだけ叩くと、叩いては火にいれるを繰り返して整形する。
(写真:切りタガネに、整形した軟鉄とハガネ)
切りタガネで最後に切るときも赤くしてからと、一応今までの注意は守って作業したつもり。すべて一気に作るのがおすすめという話はあるけれど、やっぱり体力不足、力不足は否めず息切れ、一休み。私が始めると向かい側からも一人、私のあとに一人と、皆さん手順が分かってきて、作業がスムーズに進むようになってきました。
一休みし、場所が空いたところで、鉄ロウを出してまた作業。鉄ロウは買ったときビニール袋に入っていたが、小さなお椀に小分けしてつかっている。前回の残りそのままお椀にあったのでそれを持ち出した。軟鉄の上にハガネを乗せ、まず両方が同じ赤さになるまで赤くする。ここからは素早い作業が必要なのでちょっと緊張。一度頭の中でまず取り出して、ハガネを持ち上げて鉄ロウを撒いてハガネを乗せて、軽くハンマーで押さえて戻す!と、イメージトレーニング。一呼吸して実行。また赤くなるのを待って取り出しハンマーで叩く。まず刃の部分を叩いてそのまま戻し、赤くなったところでまた取りだして次の部分を叩く。これを2、3回繰り返して、付いたかな?と眺めたところでは、刃の部分は無事に接着。柄に近い部分がちょっと付きが悪い。もう一度赤くして鉄ロウをいれ叩いて一応終了。ともかくはじめて鍛接出来た!と一安心。
他の方たちもそれぞれに製造。時間を見たら私の場合、始めて2時間で一応の刃物の原型が出来上がった!のでした。「うまくなったねぇ〜!」と自画自賛。ただし、実際に触れるようになって眺めてみると柄に近い部分はやはり鍛接出来ていない状態。私の鍛接作業、もう少し改良する必要がありそう。
それぞれ自作しながら時間を見て昼食。ご近所にセブンイレブンなるコンビニがあるのでお昼を買いに徒歩で出発。この間までの作業では暑くて歩く気も起きなかったのに、秋になったらしい、作業が楽になったとご機嫌で買い出し。一休み終了後、私はもう一丁作る事にした。
二丁目はしっぽをねじった物にしてみようと計画。先に作った小刀のしっぽを細くしていると何故かねじれそうになるのでそのままねじっていけばいいのではないかと叩いて伸ばしながら少しずつねじってみた。前にW師の作った小刀で持ち手がねじられた物はもっとしっかりねじれていたのだが私のは軽く1周でお終い。そのまますーっと弓形に伸びた形にして、切りタガネで切り離した。ねじるときは万力で押さえてヤットコで回すというのが普通のやり方だったらしい。そのうちと言うことで今日はこれで満足。W師が昼休みの間に、落ちていたハガネをきれいに伸ばしたものが、私の小刀の形にぴったりあったのでこれを鍛接。今回はわきでW師が見ていて、鉄ロウを入れたあと赤くして刃物部分を叩くときに見ていてもう一度しっかり赤くしたあと全体をしっかり叩いて下さった。そして出来た刃物はしっかり鍛接して付いてない部分は少なくとも目には見えないのでした!!

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